2015/01/02

MBR(マスターブートレコード)障害からの復旧

愛用のLet's note CF-SX2のマスターブートレコード(MBR)が壊れてしまい、いろいろと試行錯誤しながら、なんとか復旧できました。MBRはwindowsなどを起動する際に必要な情報なのですが、ハードディスク上のたった512バイトの情報がこわれるだけで、osが起動しなくなるという恐ろしい障害です。
備忘録のために復旧方法を書いておきます。
なお、1年前に、私はlet's note CF-SX2のSSDを120 GBのものから、240GBのものに換装しています。そのため、プログラムなどがインストールされた、クローンSSDを持っているという稀有な状況です。

(1)windows 7を起動させると、biosは起動するが、その後、画面が真っ黒になり、矢印のマウスカーソルが真ん中で点滅する。
(2)ネットの情報を頼りにMBRが壊れたと診断しました。
(3)ssd120GBをlet's noteに取り付けて、ssd240を取り出しました。
(4)サンワサプライ IDE/SATA-USB3.0変換ケーブル USB-CVIDE5というケールブルをsub3.0に取り付けて、ssd120GBからwindows 7を起動しました。起動できてよかった。
(5)IO-DATAのHDC2というRAID1のバックアップ用ディスクに、ssd240GBの内容をコピーしました。使用したソフトは、EaseUS Todo Backup Free 8.0 です。
(6)ssd240GBにssd120GBのクローンを作成しました。これもEaseUS Todo Backup Free 8.0 の機能でできます。
(7)ssd240GBをlet's noteに取り付けて、windows 7を起動できました。
(8)EaseUS Todo Backup Free 8.0 では、クローンを作成すると、ssd240GBのうちssd120GBの120GBのみのパーティションが作成されていました。
(9)そこで、AOMEI Partition Assistant Standard Edition 5.6にて、未設定の領域にパーティションを作成し、cドライブのパーティションと併合しました。
(10)IO-DATA HDC2にバックアップされていたファイルのうち、必要なものを復元しました。
以上です。やれやれ。
MBRの障害であるなら、バックアップ~クローン~復旧は必要ないかもしれませんが、MBRを単独で直す方法がわからず苦労しました。