2024/04/26

京都大学化学工学教室6講座同窓会

 京都大学化学工学教室6講座同窓会  のご案内

同窓生の皆様


時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

令和6年3月末をもって、大嶋正裕先生が京都大学大学院工学研究科化学工学専攻教授を

ご退官されました。

大嶋先生は現在、京都大学の副学長として引き続きご活躍されておられます。


長年に渡る大嶋正裕先生の研究室でのご指導に感謝し、また、先生の今後のご活躍を祈念いたしまして、研究室の同窓会という形でパーティーを企画いたしました。


同窓生の皆様には、是非ともご参集を賜りたく、謹んでご案内申し上げます。


開催日時:令和6年7月20日(土)16時~19時(受付開始とウェルカムドリンク 16時)

集合時間:16:30(記念撮影を行いますので,この時間までにお集まりください。)

開催場所:琵琶湖ホテル(滋賀県大津市浜町2-40)

     https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/

会  費:15,000円

醵  金  額:一口 5,000円(ご出席の場合、一口目は会費に含まれております)

     醵金は、記念品代等に使用させていただきます。

次  第:

16:00 受付開始とウェルカムドリンク

16:30 写真撮影のために移動

17:00 宴会開始

19:00 解散


ご出欠について、下記Googleフォーム または 下記メールにてお知らせください。


https://forms.gle/5DpWysQtb8te8k3m6


★締め切り:6月14日(金)★

メールアドレス taki.kentaro+6kozamoshikomi@gmail.com (できるだけ本フォームをご利用ください)


なお、ご欠席の方には、記念品代として醵金(5,000円)を申し受けたく存じます。

大嶋正裕先生へのメッセージを添えてお申し込みいただけますと幸いです。

醵金のお申し出をいただいた方には、後日、振込先をご連絡させていただきます。


<お問い合わせ先>

金沢大学理工研究域フロンティア工学系 瀧健太郎 宛て

taki.kentaro-6kozadosokai@gmail.com


以上、よろしくお願いいたします。


令和6年4月26日

京都大学化学工学教室6講座同窓会事務局

世話人 瀧健太郎

2023/04/18

金沢大学バイオマスグリーンイノベーションセンター竣工記念式

本日は金沢大学バイオマスグリーンイノベーションセンターの竣工記念式です。この3年間の努力がやっと結実した思いです。私は諸事情により式典には参加できないのですが、今後の発展を祈念しております。本日はおめでとうございます。瀧








2021/12/30

2021年の振り返り

 2021年の振り返りをひとつ。


今年はA-STEPとCRESTが採択されて、それまでの申請書作成から面接の準備、採択後の研究計画書の作成、研究の開始、物品の発注、スタッフの採用など慌ただしい日々が今の今まで続いてしまった。


自分が書いた論文はひとつも出せず、共同研究者の1報のみというお寒い感じ。年末最後の出勤日にやっと論文まで辿り着いて、アブストを書いたり、引用文献を整理する時間がとれた。学者として充実した時間がやっと取れた感じ。


来年はどうなるかはわからないが、少し忙しさに慣れてきたので、自分の時間が持てそう。少なくも来年は申請書は出さなくて済むだろう。


それにしても私は科研費の基盤Bさえも獲得したことがない。つまり全く大したことのない学者なのだ。そういう学者にCRESTのような多額の学術研究の研究費が付くということは、何か世の中が変わってきたなと感じている。


年末にかけて、元京大総長の山極寿一先生の京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと (朝日新書)という本を読んだ。この記事の写真の「だから....」の件は特に共感を覚えたところ。私は京大には3年生に編入学で入って来たので、教養の講義はあまりきいていないのだけれど、この本を読んで、山極寿一先生のいう京大らしさみたいなことが知らないうちに染み付いていることに驚かされた。


学問とは、教養とは、勉強する理由、学者とは、研究とは、と日々問い続けながら、学生と研究に立ち向かってこれたからだと思う。


この本を読んで、答えが無いかもしれない問題に立ち向かう勇気をいただいた。


ぜひ、日本の学術と教育に興味のある多くの方に本書を読んで頂きたい。山極寿一先生のあとがきより。


みなさん来年も良いお年をお迎えください。瀧


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2020/04/29

毎日自宅でお仕事中

皆さん元気にしていますか?
最近、大学にいるより忙しい毎日です。

オンデマンド授業とか、なかなか難易度高いですよね。この2週間で、気がつけば、20個の動画(合計4時間以上)をYouTubeにアップしました。かなり大変でそれ以外のことが、全くできない。動画は編集せずに、一発どりなのだけれど、準備がね。

大学のWebClassは使いにくくて、Google classroomというシステムを使わせてもらっています。これはとてもよくできています。みなさんにおすすめです。

教えている内容の一つは、高分子の物理学なんだけれども、数式ゴリゴリの導出系の科目なので、Apple Pencilで書き込めるiPad Pro 12.9 inchが役に立ちます。Google Jamboadというホワイトボードアプリがシンプルで使いやすい。iPadに貼る保護フイルムは、MS Factoryのが紙みたいで書き心地が良い。

あー、論文書いたり、予算申請したり、家庭菜園したり、色々やることあるのに、先が見えない毎日で、計画を立てて、それを完遂するというのは、なかなかどうしてメンタルいりますな。

zoom会議は、時間取られるし、もうやめたい。リアルの会議より意味ない。

家の中で仕事のオンとオフを切り替えるのは難しい。散歩が良い。

そうそうAdidasのアプリで筋トレ中。痩せるぜ。

2020/04/23

オンデマンド講義に役に立つ機器

Covid-19関連で,大学ではオンライン授業が行われています。金沢大学では,学生への負担軽減とネットワーク負荷の分散のために,オンデマンド講義を原則としています。
・オンライン講義 ある時間に学生がネット上で一堂に会して講義を受ける。
・オンデマンド講義 学生は自分の都合の良い時間にネット上にアップされた資料を見に行き学習する。

私もオンデマンド講義を行うために,在宅勤務先(自宅)で環境を構築しました。

iPad Pro 12.9 inch

iPad Pro 12.9のUSB C--> USB C to HDMI Adapter (ANKER)

HDMI端子をビデオミキサー(Roland V-02HD)の)INPUT 1につなぎます。

ビデオミキサーのProgram 端子--> HDMIキャプチャ(AVerMedia GC553)

HDMIキャプチャのUSB-->PC パソコン デスクトップPC(マウスコンピュータ,DAIV)です。

自分の顔などをPinP(ピクチャーインピクチャー)で入れたかったので,
デジカメ(Sony DSC-RX100)をmicro HDMIケーブルでビデオミキサーのHDMI INPUT 2につないでいます。

このカメラには,三脚用のねじ穴がついているのですが,本体からHDMI microで出力しようとすると,micro HDMIと三脚の穴が干渉します。

そのため,スマホ用のアームと三脚が必要です。

HDMIキャプチャで取り込むと,Webカメラのように画像がPCに認識されますので,それをOBS(Open Broadcaster Software)に「映像キャプチャデバイス(Live Gamer Ultra-Video)」として取り込んで,録画していきます。OBSには,Webらからも画像の取り込みができるので,USBのWebカメラも併用しています。

OBSを使うときは,モニタは二つあると便利です。

ちなみにビデオミキサーを介さずにHDMIキャプチャにつないでも表示できませんでした。


オーディオは,据え置き型のコンデンサマイクをYAMAHAのミキサー(AG 03)につないでいます。ミキサーにつなぐことで,モニターのヘッドホンに出力できるので,音を確認したり,エフェクトを入れて声を聴きやすくできます。PCにはUSBでつないで,OBS上では,ライン入力(4-AG06/AG03)として認識されて表示されます。




2019/05/12

電話

う~ん。今日は久しぶりの友人から電話があり,米沢のことを思い出したりした。米沢のいいところは横のつながりが楽しいこと。

また,今日はTTの調書の修正要請があり,細かな作業が続いていた。外部審査委員の先生をどうするか,これってもっとよく考えなければいけないことのような気がするが,フィーリングでお願いしてしまった。大丈夫だろうか。

今週土曜日からアメリカなのだけど,出発直前になって,旅費に関して,大きな修正が入って,困ったなと,どうしようかと,考えている。

それに加えて,明日までに10,000字の原稿を仕上げなくてはならない。いま,317字なので,進捗率は,3%だ。わるくない。

化学工学会の口頭発表件数がすごく少ないように感じた。あと,スライドは英語という決まりらしい。化学工学会,大丈夫かなあ。求心力が落ちている気が。

なんというか,最近思うのは,日々の積み重ねがとても大事ということ。一足飛びにはなかなかできないし,運よくできたとしても,飛び越した分は,いつかやらないといけない。

大きな研究費で設備を買いたければ,皆を納得させるだけのデータをどうにかして,取らなくてはいけない。

このように,文章の末尾が,「い」で終わる分を書いているときは,いまひとつ頭が回っていない時だな。

3月は別れの季節。静まり返った研究室を見ていると,しばしの安らぎを感じる。

さて,書くか。

引用回数と政策

中国のシンポジウムに行くと,国からお金が出ているなぁと感じる半面,そういう恩恵にあずかれるのは,ごくわずかの研究者というのも事実で,日本ほどにすそ野が広いわけではないのでは?とも思う。

韓国の研究者と話した時は,企業に大学の規則的な現象解明の研究が企業が抱える問題の解決に役立つということをいかにconvinceするか,マネージャーの意識を10年単位で変えていかねばならないと言っていた。

論文引用数は,コミュニティを作って,そこで,相互引用すれば,簡単に上げられるのではないか。荒っぽく計算すれば,10グループで各グループ年間10報で1報につき100回の引用が稼げる。

1グループに年間1億円投下して,PD5人雇って,年間各人2報書かせればいい。10億のPJを100個やれば,引用回数なんて,上げられるはず。実際,中央集権的な中国はそういうことをやっているでしょうに。日本みたいに実用化,社会実装など言わずに,ひたすら論文を書かせればいい。

問題は,長期間にわたり,学者の論文という成果物にファンディング側(政府など)が我慢して意味を見出せるかでしょうけれど。政策目標自体が,引用回数の向上であればわかりやすい。

研究の内容がよくわからない予算付けする人が,客観的に論文という成果物の価値を測れる指標が引用数であり,これを増やすには,上記のような政策で大体行けるだろう。

日本じゃ無理だけどね。そんな金はない。が,いずれ中国も金はなくなる。論文書かせても金にはならんわけで。論文を金にするのは,また,違う才能の人が必要だし。